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■英国公立カレッジ、格安・低予算留学

 米国のコミュニティーカレッジと比べると、高等職業教育機関としての性格が強い教育機関です。年間150万円から200万円の総留学予算で留学が可能です。英語教育コース、専門コースのいずれについても留学生を受け入れており、設備、指導のレベル、安い授業料と生活滞在費、などから高い評価を得ています。生活滞在費をあわせて考えると、ロンドン低授業料校留学より割安になる場合もあります。
 英国公立カレッジは大学ではありません。「高等専門教育機関」といった性格のものです。英国の公立カレッジを米国のコミュニティーカレッジと同様な性格のものと認識されている方が、結構多いようです。この両者は似通ってはいますが、基本的な性質はまったく異なるものです。
 米国のコミュニティーカレッジは、明確に連邦教育法に基づき大学教育の中に組み込まれています。確かに、カレッジのコースは、大学編入コースと職業訓練コースとに分かれますが、準学士号の取得、4年生大学への編入権など明確に大学教育の一翼を担うものです。
 これに対して、英国の公立カレッジは、義務教育を終了した地域住民の教育・トレーニングサービスを提供する機能を持つ教育機関です。その機能は以下に記す内容になります。

@GCSE,ASレベル、Aレベル、などの資格取得を目的とする高等教育コース

A大学進学者を対象とする大学アクセスファンデーションコース

B職業訓練コース(ディプロマ取得コース)

 特に、1年間もしくは2年間で専門資格取得を目指す職業訓練コースは、その実践的なカリキュラムに特色があります。職業訓練コースに正規に入学するための英語力のめどは、IELTS 5.0〜5.5、TOFELペーパーベースで500〜530、コンピュータベースで173〜197となります。アメリカのコミュニティーカレッジ正規留学と比べてやや低いかなという水準です。
 ただ、米国のコミュニティーカレッジへの正規留学は、4年制大学への編入の道がひらけますが、英国の大学進学のために必要な英語力はより高いものが要求されます。つまり、英国公立カレッジの持つ初機能の中で、大学進学は非常に限られたものである、と言うことがいえるのです。英国の公立カレッジには大学への編入機能はなく、飽くまでファンデーションコースが設置されているに過ぎません。
 近年アメリカのコミュニティーカレッジの集中英語コース同様、英国の公立カレッジのそれが、注目されていますが、カレッジにとり収益事業の性格の強い場所、地域によっては方言のきわめて強い地域にある場合など、選択の難しい対象といえます。
 専門コースのあるなしでカレッジを選ばれる、『語学研修プラス』の方が多いようですが、サービス面その他の要素で問題が出る可能性のあるカレッジも実際は多いようです。
 アメリカと比べ、日本人スタッフもほとんどいませんので、現地での自主的なアレンジも難しい面があります。学校についてのデータのみでなく慎重に総合的に選ばれることをお勧めします。

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